ハワイ州、陰性証明書を発行する日本国内の医療機関36ヶ所を追加指定

主要都市と空港内検査センターを含め、連休や年末年始も対応できる体制に ハワイ州は、

日本の厚生労働省が認可する新型コロナウイルス感染症の核酸増幅検査(NAT)を行うことができる36ヶ所の医療機関と新たに契約を締結しました。 これにより、

全国57ヶ所の指定医療機関で事前検査プログラムに必要な陰性証明書を発行することができる体制が整いました。 ハワイ州は、

10月15日(木)から新型コロナウイルス感染症の陰性証明書を提示することで、

ハワイ到着後の14日間自己隔離を免除する米国国内向けの事前検査プログラムを開始しました。 米国以外では日本が初めて事前検査プログラムの対象に含まれ、

11月6日(金)から同プログラムが開始されました。

今回追加された36ヶ所の指定医療機関には、 ハワイ便が発着する羽田空港と成田国際空港内の検査センターが追加され、 これにより、

日本国内の地方空港から乗り継いでハワイを訪れる旅行者にも利便性が高くなったほか、 連休や年末年始にも対応できる体制を整えることができました。

最新の指定医療機関リストは、 ハワイ州観光局公式ポータルサイト「allhawaii」内の「ハワイ州 新型コロナウイルス情報サイト」で公開しています。

ハワイ州では、 今後も日本国内の指定医療機関を増やしていく予定で、 医療機関との契約が締結でき次第、 随時公開していきます。 同サイトには、

感染状況や統計データ、 ハワイ旅行前に必要な手続き、 旅行中の感染防止対策、 安全ガイドライン、 各航空会社の運航状況、 観光施設の感染防止対策、

衛生安全対策動画、 よくある質問などが掲載されています。

ハワイ州 新型コロナウイルス情報サイト:

https://www.allhawaii.jp/covid19/

ハワイ大学疫学専門家であり、 ハワイ州新型コロナウイルス感染症対策専門家チームの一員である岡田悠偉人氏は次のように述べています。 「多くの医療機関にご協力頂き、

関西方面を中心に地方都市からでもアクセスしやすいシステムとなりました。 12月からの本格的な観光再開に向けて、 安全かつ安心にハワイに滞在して頂くために、

渡航者及び地域での感染対策をさらに強化していきます。 」

※ 2020年11月20日現在、 日本入国時には、 PCR検査の実施、 14日間の待機要請、 公共交通機関の使用制限が求められます。

※ 核酸増幅検査(英: Nucleic acid Amplification Test、 NAT)は、

ウイルス遺伝子を構成する核酸(DNAまたはRNA)の一部を増幅して検出する検査法であり、 PCR検査も核酸増幅法のひとつです。 厚生労働省サイト:

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11331.html