認知症予防をサポートする最新ロボットエクササイズ機器の体験会を実施　― 奈良・生駒市で開催「認知症に関する市民フォーラム」に参考出展 ―

2023年9月26日

テクノロジー視点で認知症予防に取り組む株式会社MOMOCI（読み：ももち、以下MOMOCI）は、2023年9月22日、奈良県生駒市で開催された「認知症に関する市民フォーラム」（※1）にて、認知症予防をサポートする最新ロボットエクササイズ機器（プロトタイプ）を参考出展し、体験会を実施しました。

当日展示したのは、MOMOCIが企画に参加している、独自のワイヤーアシスト技術によって高齢者向けの適度なウェイトトレーニングを可能にした在宅用小型デジタルウェイト式エクササイズロボット「CWG」と、リュックのように背負うことで容易に腕の曲げ伸ばしのエクササイズができるウェアラブルロボット「SHIN-JIGEN

MODEL

UX」の２つ。フォーラムの講演で、京都府立医科大学大学院の成本迅教授から「認知症リスクの低減には、ポイントを押さえた適度な運動が効果的」との提言がなされたこともあり、たくさんの方々から参加の申し出をいただき、それぞれの効果を体験いただきました。

体験会の様子

体験された方からは「筋肉を貯める貯筋になりますね」、「新しい感覚ですね、面白い。」、「腕を伸ばすのに、こんなに（自分の）力がないと思わなかった。」、「ゲームアプリと機械を連動させてほしい。」などのコメントがありました。

MOMOCIは専門の医師らと連携しつつ、MCI（軽度認知障害。認知症の前段階とされる。）リスク判定アプリや人間拡張テクノロジーを応用した認知症予防をサポートする機器、それらを活用した生活習慣改善プログラムなどの開発・提供を通じてトータルに認知症の予防・改善を促し、認知症人口の低減を目指しています。

小型デジタルウェイト式エクササイズロボット

「ＣＷＧ（Compact Weight-training Gear）」

在宅用小型トレーニングマシーン。従来の重りを使ったマシーンと違い、モーターで負荷をかけるデジタルウェイトとすることで、小型軽量化を実現。さらにモーター制御で自由に負荷をかけられ、使用者や用途に合わせて多彩なトレーニングメニューを提供できる。

ウェアラブルタイプのエクササイズロボット

小型のリュックのように身に着けるタイプの筋トレマシーン。モーター制御で腕の曲げ伸ばしの運動に負荷をかけることができ、重りを使わずに、適切な荷重をかけることができる。

※いずれも開発元は株式会社SHIN-JIGEN

※1 「認知症に関する市民フォーラム」

介護予防施策の先進都市として知られる生駒市が「認知症月間」（※2）に合わせて2023年9月22日に実施されたイベントの一つ。生駒市医療介護連携ネットワーク協議会（※3）が主催者となり、MOMOCIが協力企業として企画を支援。認知症の前段階とされ、認知症予防のカギを握るMCI（軽度認知障害）の早期発見の重要性を広く知ってもらうことを目的に企画実施されました。

※２認知症月間

本年6月に成立した認知症基本法により国民の間に広く認知症についての関心と理解を深めるため、９月を認知症月間と定められた。

※３生駒市医療介護連携ネットワーク協議会

市民が住み慣れた地域や家庭で安心して暮らし続けることができるよう、包括的かつ継続的な医療と介護サービスの提供体制の構築を図るために2016年に設立された、市内の医療介護関係者で構成された組織。

https://www.city.ikoma.lg.jp/0000006065.html

＜関連リンク＞

▼MOMOCIが実施協力「自分らしく輝けるステージ・生駒」の実現を目指す奈良県生駒市による市民フォーラム

「認知症予防のカギはMCI（軽度認知障害）の早期発見にある」開催（2023年9月1日）

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000120114.html

▼テクノロジー視点で認知症予防に取り組む株式会社MOMOCIを設立～「認知症予防のカギはMCI（軽度認知障害）の早期発見にある」を4月29日開催～

（2023年4月20日）

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000108451.html