実は意外な伏兵がトップだった! 新潮新書『日本一の農業県はどこか 農業の通信簿』が本日発売。

実は意外な伏兵がトップだった! 新潮新書『日本一の農業県はどこか 農業の通信簿』が本日発売。

山口亮子著『日本一の農業県はどこか

農業の通信簿』が本日、新潮新書の一冊として刊行されました。作っている作物も事情も異なる各県の農業を一律に評価するのは難しい作業ですが、農業ジャーナリストである著者は、各県の農業産出額を農業関連予算で割り出すことによって「コスパ」を算出し、それをランキング化してみることを試みました。結果、浮かび上がってきたのは、都道府県魅力度ランキングの下位常連組が最強グループを成しているという意外な実態でした。本書では、さまざまな指標を駆使して、各県農業の「真の実力」を読み解きます。

作っている作物も、事情もさまざまな各県の農業を、一律に評価するのはなかなかに難しい作業です。コメやジャガイモなどのように、ある程度広い土地を使わないと効率性が追求しにくい作物がある一方、リンゴやミカンなどの果実、キュウリやナス、トマトといった野菜類、畜産など人の手の関わる余地が大きいものもあります。北海道のような広い土地の農業と、ビニールハウスの施設園芸のように限られた狭い土地で営まれる農業はまったく様相が異なります。

それでも各県の農業を一律の座標で比べて「農業の通信簿」を作るべく、著者は各県の農業産出額を農業関連予算で割り出すことによって「コスパ」を算出し、それをランキング化してみました。その結果、浮かび上がってきたのは、都道府県魅力度ランキングの下位常連組が最強グループを成しているという意外な実態でした。農業県のイメージの強い、いわゆる「こめどころ」は、コスパの点から見ると最下位グループになってしまいます。

労働生産性1位は、少ない人数で広い農場を管理できる北海道。土地生産性1位は、高値で売れる肉牛の生産が盛んな宮崎県。園芸(野菜や果物類)の生産性1位は、狭い土地での収量の拡大をひたすら追求してきた高知県。ですが、全体のコスパ1位になった「最強の農業県」は、意外な県でした。

その県の実名、そしてその県がトップになった理由は、ぜひご自分の目で確かめてみてください。

■書籍内容紹介

作っている作物も、事情もさまざまな各県の農業を、一律に評価するのは難しい。著者は、各県の農業産出額を農業関連予算で割り出すことによって「コスパ」を算出し、それをランキング化してみた。結果、浮かび上がってきたのは、都道府県魅力度ランキングの下位常連組が最強グループを成している意外な実態だった。さまざまな指標を駆使して読み解く各県農業の「真の実力」。

■著者紹介:山口亮子

ジャーナリスト。愛媛県生まれ。京都大学文学部卒。中国・北京大学修士課程(歴史学)修了。時事通信記者を経てフリーに。共著に『誰が農業を殺すのか』『人口減少時代の農業と食』がある。雑誌や広告などの企画編集やコンサルティングなどをてがける株式会社ウロ代表取締役。

■書籍データ【タイトル】『日本一の農業県はどこか(メイン) 農業の通信簿(サブ)』【著者名】山口亮子【発売日】1月17日【造本】新書【本体定価】946円(税込)

【ISBN】978-4106110269【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/611026/

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001295.000047877.html

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