『お風呂で友達を作ろう』北投温泉博物館が東京の銭湯で「五感で体験する台湾北投文化展示会」を開催 台湾文化の魅力を伝える

北投温泉博物館が企画し、9月26日~10月22日に開催される「いらっしゃいませ 台湾北投 in

東京妙法湯」台湾北投文化展示会は、台湾北投の人文景観、音楽などの独特な文化を、地域コミュニティの拠点である錢湯に持ち込み、パンデミック後の外交の一環として、入浴を通じて相互理解を深め、台湾北投文化の魅力を国際的にアピールする狙い。

「いらっしゃいませ台湾北投 in 東京妙法湯」イベントポスター。

「いらっしゃいませ台湾北投 in 東京妙法湯」イベントポスター。

『お風呂で友達を作ろう』台日公共浴場の文化交流

台湾の北投に位置する「北投温泉博物館」は、日本人によって建設され、100年以上の歴史を持つ貴重な史跡です。かつては東アジア最大の公共浴場として知られた北投温泉の文化は、日本と密接な歴史的関係を持っています。パンデミックにより国際交流が制約される時期でも、北投温泉博物館は「北投から日本への招待状(2020年)」と題した映像を作成し、台湾と日本を結ぶ堅い友情は途絶えることがありませんでした。

北投温泉博物館の外観(現在は市定古蹟で、100年以上前に日本人によって建設された、かつては東アジア最大の公共浴場)。

北投温泉博物館の外観(現在は市定古蹟で、100年以上前に日本人によって建設された、かつては東アジア最大の公共浴場)。

日本台湾交流協会の後援と協力のもと、北投温泉博物館2021年から2022年、東京の歴史ある銭湯「小杉湯」と、100年以上の歴史を誇る公共浴場「滝野川稲荷湯」と連携し、浴場を起点とした文化交流を行い、公共浴場文化を通じた国際交流の道を切り開きました。

パンデミック後、満を持して開催された「いらっしゃいませ台湾北投 in

東京妙法湯」では、「Happyランドリー」「台湾北投よろずや」と「北投湯遊ランド」の3つのテーマからなるコーナーを設けました。東京池袋の街角で、台湾北投温泉の歴史、古跡、音楽、芸術などの豊かな文化遺産を五感(視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚)で体感していただければ幸いです。

北投温泉博物館とドイツのレッド・ドット・デザイン賞を受賞した台湾のデザイナー、鄭培哲さんと共同開発した「北投家紋」。この家紋を通じて、北投の名勝地や自然、文化について理解を深めることができます。

北投温泉博物館とドイツのレッド・ドット・デザイン賞を受賞した台湾のデザイナー、鄭培哲さんと共同開発した「北投家紋」。この家紋を通じて、北投の名勝地や自然、文化について理解を深めることができます。

「五感で体験する台湾北投文化展示会」東京池袋で北投温泉日帰り

「Happyランドリー」では、妙法湯横のコインランドリーを活用し、台湾夜市名物のパチンコ屋台を体験できるコーナーや、北投温泉の歴史や観光スポットを紹介する展示を行っています。台湾の月琴音楽・民謡の巨匠である陳明章先生の作品が流れる空間で、お洗濯の待ち時間を異国情緒あふれるハッピーな時間に昇華します。

台湾の昔ながらの雑貨屋(柑仔店)には、台湾に住む人々の風情と人情が詰まっています。さまざまな日常用品やおやつ、子供のおもちゃを販売する場所であり、多くの年配者にとっては子供時代の思い出の場所です。また、日本の錢湯と台湾の雑貨屋は、地域コミュニティの交流拠点としての特性を共有しています。妙法湯の休憩スペースと受付エリアを活用した「台湾北投よろずや」では、台湾北投の特色あふれるポップアップストアが展開されます。

北投温泉博物館の文化アイデア商品。

北投温泉博物館の文化アイデア商品。

台湾のエコバック、温泉博物館特製ラムネ、特産品、北投文化に関する出版物、台湾語映画のポスターなど、北投の豊かな物語を訪れるお客様と共有します。また、台湾の伝統的な「くじ引き(抽當)」ゲームや伝統的なパチンコ屋台(彈珠)などの対話型アクティビティを用意し、台湾人の子供時代へのタイムスリップを体験できます。

錢湯内で提供される台湾夜市の楽しいパチンコ台ゲーム。

錢湯内で提供される台湾夜市の楽しいパチンコ台ゲーム。

9月に東京上野公園で開催された台湾文化の祭典「TAIWAN PLUS

2023」では、台湾ビールとのコラボレーションから生まれた「台日友好ニャンニャン缶」が数量限定で発売されます。「台日友好ニャンニャン缶」は妙法湯でも購入でき、生活文化用品を通じて、台湾ブランドを日本国内で広め、台湾の地域文化をアピールします。

台湾ビールの数量限定版「台日友好喵喵罐」。

台湾ビールの数量限定版「台日友好喵喵罐」。

更衣室エリアでは、北投地区の住民によって描かれた月琴のカードが展示されています。また、ロッカーの上には温泉博物館とドイツのレッド・ドット・デザイン賞を受賞した台湾のデザイナー鄭培哲さんが共同開発した「北投家紋」が展示されており、北投の名勝地や自然、文化について理解を深めることができます。下駄箱の内側や浴場の壁には、北投の文化的風景の写真が展示されており、さながら写真展のような雰囲気を楽しむことができます。入り口から浴場まで、どこに行っても驚きと発見がいっぱいの体験が待っています。

「北投湯遊ランド」の特色湯体験エリアでは、台湾北投の老舗漢方薬局長生堂が、特別に日本の方々のために調合した「漢方湯」が楽しめます。非常に貴重な北投の「白磺温泉湯の花」が東京に直送され、日本にいながら台湾北投の温泉を体験できるようになりました。

1トンの北投白磺温泉水からわずか1グラムしかとれない、非常に貴重な北投温泉湯の花。お湯に溶かすと天然温泉となります。

1トンの北投白磺温泉水からわずか1グラムしかとれない、非常に貴重な北投温泉湯の花。お湯に溶かすと天然温泉となります。

『お風呂で友達を作ろう』を合言葉に始まった「台湾北投文化展示会」は、文化的なアイテムと映像展示、日常の入浴を通じて台湾北投を体験・理解する機会を提供し、国境を越えた交流と、美しい台湾文化をより多くの方々に知ってもらうきっかけとなることを願います。

台湾北投の長生堂薬局の陳國樑店主が特別に調合した「漢方湯」。

台湾北投の長生堂薬局の陳國樑店主が特別に調合した「漢方湯」。

《いらっしゃいませ 台湾北投 in 東京妙法湯》台湾北投文化展示会

開催日:9月26日(火)~10月22日(日)

時間:15~25時、月曜定休

会場:妙法湯(東京都豊島区西池袋4-32-4)

スペシャルなお風呂体験(薬湯のスケジュール)

・台湾北投の湯の花:9月26日(火)~10月01日(日) & 10月10日(火)~10月15日(日)

・台湾北投の漢方の湯:10月03日(火)~10月08日(日) & 10月17日(火)~10月22日(日)

《いらっしゃいませ 台湾北投 in 東京妙法湯》イベントページ

https://hotspringmuseum.taipei/exhibition/event/137

《いらっしゃいませ 台湾北投 in 東京妙法湯》イベントポスター

https://hotspringmuseum.taipei/storage//admin/1/A4%E9%9B%BB%E5%AD%90%E5%82%B3%E5%96%AE-_-20230919130215.pdf

北投溫泉博物館Facebook

https://www.facebook.com/BeitouMuseum1913

「いらっしゃいませ台湾北投 in 東京妙法湯」イベント内容。

「いらっしゃいませ台湾北投 in 東京妙法湯」イベント内容。

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