0歳以上の女性が選ぶ「おすすめしたいお花見スポット」1位は『吉野山』たくさんの種類の桜で埋め尽くされる姿は圧巻の迫力

なんでもランキング】50歳以上の女性が選ぶ「おすすめしたいお花見スポット」1位は『吉野山』たくさんの種類の桜で埋め尽くされる姿は圧巻の迫力

女性誌販売部数No.1 ※1 の雑誌「ハルメク」をグループで発行する株式会社ハルメクホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮澤 孝夫)ハルメク

生きかた上手研究所は、50歳以上の女性(事前調査490名、本調査449名)へのアンケート結果をもとにした「50歳からのハルメク世代に聞く

なんでもランキング」を公開しました。テーマは「おすすめしたいお花見スポット」です。

※1:日本ABC協会発行社レポート(2023年1月~6月)

【調査概要】

事前調査と本調査に分けて調査を実施。事前調査では「おすすめしたいお花見スポット」を1名あたり3つまで自由記述で聴取し、回答が多かった20のスポットを選抜した。本調査では20スポットについてそれぞれ7段階で評価を得た。

調査の方法:WEBアンケート

調査の対象:全国50~86歳の女性

※能登半島地震により災害救助法が適用された新潟県・富山県・石川県・福井県の市町村は除く

調査実施日:事前調査 2024年1月30日(火)~2月1日(木)

本調査 2024年2月13日(火)~2月15日(木)

回答者数 :事前調査 490名 本調査 449名

※本調査は50代、60代、70代以上が均等になるよう再集計した。

本文中の回答者数は再集計後の人数。

調査主体 :株式会社ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所

【集計方法】

各スポットの評価(7段階)に応じて配点し、ランキングを算出した。

[質問] 次のお花見スポットについて、どの程度「人におすすめしたい」と思いますか。

[配点]

とてもすすめたい:100点、すすめたい:85点、まあすすめたい:65点、どちらともいえない:50点、あまりすすめたくない:35点、すすめたくない:15点、全くすすめたくない:0点

なお、当該スポットを「知らない」と回答した方は集計から除外している。

※調査主体の「株式会社ハルメクホールディングス 生きかた上手研究所」所長への取材、コメント提供も可能です。

※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」と明記をお願いいたします。

【調査サマリ】

1位 吉野山(奈良県)

理由1位は「山全体が桜で染まる」。2位「木の本数が多い、広範囲に咲く」、4位「桜の種類が多い」とともに、20スポット中最も高かった。約200種3万本*もの桜が密集するスケールの大きさに圧倒される人が多かった。*吉野山観光協会HPより

2位 姫路城(兵庫県)

理由1位は「城など建物とのコントラストが良い」。特徴ある白いお城と桜のある景色に言及する人が多く、5位「高遠城址公園」、9位「大阪城公園」、10位「小田原城址公園」、13位「名古屋城・名城公園」を抑えて2位となった。

3位 皇居・北の丸公園・千鳥ヶ淵(東京都)

理由1位は「川など水面に映る桜を楽しめる」。5位には「川など水面とのコントラストや花筏が楽しめる」が入り、満開時だけでなく散った後も景観を変えて楽しめる点が評価された。

■おすすめしたい理由(ランキングTOP3の理由5位まで)

※括弧内の人数は各スポットについて「おすすめしたい」(7段階評価で、とてもおすすめしたい・おすすめしたい・まあおすすめしたい)を選んだ人数/各スポットの認知者数。

■人におすすめしたい具体的な理由(事前調査・本調査の自由回答を抜粋)

1位 吉野山

・山全体がピンク色に染まり、見下ろした景色が凄いスケールで圧倒される。ハイキングの後の温泉からの眺めも最高(65歳)

・桜が大好きな人はもちろん、あまり見た事のない観光客におすすめしたい。吉野は上から見た方が美しいかも(66歳)

・下から順番に咲いて長く楽しめる(72歳)

2位 姫路城

・城を背景に東西南北どこから見ても風情があり美しい(68歳)

・桜と自然、桜と建物(城などの歴史的建造物なども)同じ一日でも朝、昼、夜それぞれの風景があり、日本を感じてほしい(67歳)

・姫路城はデートコースにピッタリ。お城とのコントラストが大変美しいです(75歳)

3位 皇居・北の丸公園・千鳥ヶ淵

・日本で一番素晴らしい。お堀と土手の緑と桜のコントラスト(61歳)

・気持ちよく、散歩がてらお花見ができる(67歳)

・桜の花がすごく多くてお堀にかかるのが素晴らしい。夜のライトも素晴らしい(74歳)

その他

■おすすめしたいお花見スポットTOP20(50歳以上女性:449名)

【専門家の見解】

ハルメク 生きかた上手研究所 所長 梅津 順江(うめづ ゆきえ)

2016年3月から現職。主に年間約900人のシニアを対象にインタビューや取材、ワークショップを実施

* 「近所」「行きつけ」の桜スポットをカジュアルに健康もかねて楽しむシニア女性

50歳以上の女性は、仕事や子どもがらみの集まりで場所取りをして大規模なお花見を催したり、夜桜を愛でながらお酒を飲みかわしたりという経験をしてきた世代です。コロナ禍を経て、お花見の仕方や目的がすっかり変わりました。そんな昨今、当該世代がおすすめしたいお花見スポットはどこでしょうか。

1位吉野山、2位姫路城、3位皇居・北の丸公園・千鳥ヶ淵、4位河津、5位高遠城址公園・・と続きました。これらはランキングにするのが難しいくらい、僅差でした。事前調査では近所の公園や神社、地元の河川敷沿いや堤防など、ありとあらゆる場所が書き込まれました。

選択理由を見てみましょう。「本数や種類が多く広大で圧倒される」「水面とのコントラストが素晴らしい」といった桜本来の美しさが上位に並びました。しかし、それだけではないのがこの世代の特徴。「散歩しながら楽しめる」という運動できることへの期待や「近場で行きやすい」「人混みが少ない」「ゆったりできる」「歩きやすい」という体に優しいことも理由として複数見られました。

世代ならではの興味深いコメントも紹介します。「毎年、京都へ花見のために上洛(64歳)」「北見市の近所の小学校前の通りは毎年美しい(67歳)」「桜の本数が多く900mも続く桜並木は圧巻。東陽町に住んでいたころから毎年お花見は江東区の仙台堀川公園に決めている(71歳)」など、毎年楽しみに愛でる場所がある様子が伺えました。長年桜を見続けたからこそ、行きつけのスポットができたのでしょう。

また、生活の延長線上で自然に楽しむ様子も見られます。「犬の散歩コースの公園。沢山桜もあり歩いて毎日行ける(59歳)」「林妻橋のあたり。桜がきれいで買い物へ行く途中にある(61歳)」「西宮の夙川沿い。そぞろ歩きに丁度良い(79歳)」など。50年以上生きる中で、身近な瞬間にこそ美しさがあると気づく感性を養ってきたのかもしれません。それにしても、随分とお花見もカジュアルになったものです。

家族や友人とお気に入りのなじみの場所に行くもよし、ちょっとしたお出かけついでに一人でライトに桜を愛でるもよし。2024年の桜(ソメイヨシノ)の開花は平年に比べ、早い開花となりそうです。春の訪れを今年も桜と一緒に気軽に楽しもうではありませんか。

■ハルメク 生きかた上手研究所のシニアリサーチデータは、「ハルメク シニアマーケティングLAB」で掲載しています。

「ハルメク

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