宮城県名取市で「看護師・介護士を対象とした、爪ケア技術者養成スクール」開校

自分で爪を切れない”爪難民”は700万人 ~技術者を増やして足元から健康寿命を延ばしたい~

寝たきりの高齢者宅を訪問し、爪を切る様子

授業風景。実践的な授業で技術習得を目指す

足の爪に特化した高齢者向けの爪切り・爪ケア事業「つめトピア」を訪問型で行う、株式会社マルナニエ(宮城県名取市)は、この度看護師・介護士を対象とした「爪ケア技術者養成スクール」を開校し、4月10日に授業を開始しますのでお知らせ致します。

株式会社マルナニエは昨年10月から5人のスタッフと共に宮城県内の高齢者施設や個人宅を訪問し、自分では爪を切る事が出来ない高齢者や、厚くなり変形した爪に対応できないご家族に寄り添ってきました。

全国に700万人「爪難民」を取り巻く現状

足の爪は他の身体の部位に比べて「たかが爪」と後回しにされてしまう事が多く、それゆえに気付いた時には靴下が履けない、靴が履けない、歩けないといった悪循環になり、2年以上放置されるケースも珍しくありません。

しかしながら、看護師・介護士の養成課程には、爪切りに関する項目が無く、現場で大きなトラブルを抱えた爪に対応出来る技術を持つ人は極めて少ないのが現状です。

2~3年放置したと推定される爪。厚く硬くなり変形している

専用器具を使用して適切な爪切り・ケアを行うことで快適に

「グレーゾーン解消制度」と「医療連携」で安心安全な爪切りを

我々「つめトピア」では経済産業省の「グレーゾーン解消制度」から認定を受け、提供するサービスが医師法に違反しないことが確認されていると共に、「医療連携」で医師の許可の下に爪を切ることを徹底してきました。

その中で培った技術・知識に加えて、今回立ち上げるスクールでは、基礎理論講座をはじめとした内容に加えて「モラル講座」を必修科目とし、悩みを抱える高齢者とご家族に責任を持って向き合える人材を養成してまいります。

具体的には、爪ケアの基礎理論講座から始まり、変形爪のケア、人工爪の形成技術などと段階を踏んでレベルアップを目指します。

「つめトピア」を手掛ける(株)マルナニエ代表の小磯麻有

ネイリスト出身の小磯は、日本福祉ネイリスト協会理事も務める

高齢化社会には現場で爪切りが出来る技術者の養成が急務

全国に700万人いるとされる爪難民を救うには、介護・看護の現場に技術者を増やすことが急務です。足の爪を取り巻く社会的な課題の大きさを1人でも多くの方に知っていただくと共に、技術を身に付けたいと考える看護師・介護士の方々が増えるよう、今回のスクール開校を機にますます邁進してまいります。

【本リリースに関するお問い合わせ】株式会社マルナニエ内・高齢者向け足の爪切り爪ケアサービス「つめトピア」担当:名久井mail:

[email protected]

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000137306.html

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