「栄養士の働き方改革」で保育施設の経営課題を改善するオイシックス・ラ・大地 保育に特化した求人・人材サービス会社の株式会社アスカと業務連携開始

~採用・定着の両面で、保育施設の経営課題解決のサポートを加速~

食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高島

宏平)は、2024年1月18日(木)に、保育に特化した求人・人材サービス会社の株式会社アスカ(本社:群馬県高崎市、代表取締役:加藤秀明)と業務連携を開始しました。

■業務連携について

当社では、2015年から保育施設向け給食サービス「すくすくOisix」を展開しており、保育園給食の食材購入や調理にかかる業務負荷軽減などの課題解決につながるサービスとして、770の保育施設で導入頂いています(2023年9月末時点)。保育に特化した人材サービス会社として栄養士・調理師をはじめとした給食調理の人手不足を採用の側面でサポートしている株式会社アスカと業務連携を開始することで、栄養士・調理員・保育士不足を採用・定着の両面からご支援し、保育施設の経営課題の解決のサポートを加速してまいります。

■保育施設を取り巻く環境の変化

2021年5月に厚生労働省が公表した「保育を取り巻く状況について/厚生労働省こども家庭局保育課」によると、保育所の利用児童数が2025年にピークを迎え、その後はゆるやかに減少していくことが見込まれています。同省が2023年8月に発表した人口動態統計(速報値)によると、2023年1~6月に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は、前年同期比3.6%・1万3890人減の37万1052人で、

比較可能なデータがある2000年以降で最も少なく、40万人を下回るのは2年連続となり、出生数の減少は続いている状態となっています。

2022年4月に厚生労働省が公表した「新子育て安心プラン」集計結果によると「少子化の影響を受けて、全国約1700の自治体で施設の供給過多問題をかかえる自治体が約80%、保育ニーズ減少問題をかかえる自治体が約60%、またそのどちらも該当すると答える自治体が約55%になる」というデータがあり、この少子化による保育ニーズの受給バランスの崩れによる定員割れ問題は、保育施設の収入減による経営悪化につながる恐れがあります。さらに施設運営に必要な人材の不足、保育施設に求められるサービスの多様化、直近の物価高などによる費用増加など、保育施設は様々な問題に直面しています。そのような状況下で、魅力ある選ばれる園になるために、経営課題の解決が急務となっています。

株式会社アスカについて

保育専門の人材会社として保育専門の求人サイト「保育求人ガイド」、ダイレクトリクルーティングサイト「保育士スカウト」、オンライン上でできる新しい就職説明会「オンライン就職・転職フェア」を運営。「待機児童問題」「保育士不足問題」の解消のため人材派遣・人材紹介・ダイレクトリクルーティングサービスを提供しています。

URL:

http://www.asuka-hu.co.jp

保育施設向け給食サービス「すくすくOisix」について

2015年7月にらでぃっしゅぼーや株式会社の事業としてスタート(同社は2018年に当社と経営統合をしています)した、オイシックス・ラ・大地(株)の安心・安全な食材を保育施設で利用いただくサービスです。2023年9月末時点で770施設で導入頂いています。当サービスは安心・安全な食材をお届けするだけでなく、栄養士による献立の作成や栄養相談、オリジナルの食育プログラムといったサービスを提供することで、保育施設側の負担を軽くし、充実した施設運営を実施し、食を楽しんでもらうためのサポートを行なっています。

URL:

https://sukusukuoisix.oisixradaichi.co.jp/

オイシックス・ラ・大地株式会社について

オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社の買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」や、米国でヴィーガンミールキットを展開する「Purple

Carrot」も含め、食のサブスクリプションサービスを広げています。

当社は、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。

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