帰省時の結婚・出産に関する周囲の“圧”は30代が強め 「地方移住婚」は23.0%が興味あり

帰省時の結婚・出産に関する周囲の“圧”は30代が強め 「地方移住婚」は23.0%が興味あり

~子育ての「楽しさ・喜び」は都会より地方が高め、両親・親族のサポートは最も重要な要素~

タメニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:栗沢研丞、証券コード:東証グロース6181、以下「タメニー」)は、25~45歳の男女2,412人に対して、「地方移住婚」に関するアンケート調査を実施いたしました。

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<調査背景>

新年を迎え、新しい1年がスタートしました。新型コロナウイルス感染症の分類が5類に移行してから初めての年末年始、実家やふるさとへ帰省した人も多いのではないでしょうか。

親はもちろん、親戚などとも会う機会の多い年末年始の帰省では、結婚や出産、子どもについて話題になりがちです。なかには、お見合いや婚活を勧められたという経験のある人もいるでしょう。このため、今回は未婚男女を対象に、婚活の取り組みの一つとして注目を集める「地方移住婚」や結婚後に重要となる子育ての環境について調査を行いました。

<調査結果サマリ>

・年末年始に帰省予定の未婚男女は26.4%、都会に住む人は34.8%

・親や親戚から「結婚するつもりはあるのか」聞かれた経験のある人は16.6%、30代は周囲からの“圧”が強め・未婚男女の23.0%が「地方移住婚」に興味あり

・子どもの数は1人が41.8%、都会は一人っ子が多い・自身の子育てに感じる「楽しさ・喜び」は平均6.3点、子育て環境は“地元”がおすすめ?

・子育てには「親や親族の協力・サポート」が必須!農村部は53.0%がサポートあり

■年末年始に帰省予定の未婚男女は26.4%、都会に住む人は34.8%

Q.あなたは今年の年末年始に帰省する予定はありますか?(n=391、未婚男女)※必須回答

Q.あなたが現在住んでいるところについて教えてください。(n=391)※必須回答

25~45歳の未婚男女391人を対象に、2023~2024年の年末年始に帰省する予定があるか聞きました。

年末年始に「帰省する」と回答した人は15.9%、「たぶん帰省する」と回答した人は10.5%で、全体の26.4%が帰省を予定していることが分かりました。居住している地域別にみると、都会は34.8%、地方の都市部は17.5%、地方の農村部は19.0%の人が帰省を考えているようです。

※「都会」「地方(都市部)」「地方(農村部)」「その他」の区分については、下記で集計(以下同)

「都会」:東京23区、政令指定都市、人口20万人以上の市、人口15万人以上の関東の市「地方(都市部)」:「都会」に隣接している市町村

「地方(農村部)」:「都会」「地方(都市部)」以外の市町村「その他」:「都会」「地方(都市部・農村部)」以外

■親や親戚から「結婚するつもりはあるのか」聞かれた経験のある人は16.6%、30代は周囲からの“圧”が強め

Q.親や親戚から結婚や出産について何か言われたことがありますか?(n=391、未婚男女)※必須回答

年末年始やお盆に帰省したとき、親や親戚から結婚や出産についてあれこれ言われた、という人は少なくないのではないでしょうか。未婚の男女を対象に、帰省した際に親や親戚から結婚・出産について何か言われたことがあるか聞いてみました。

最も多かったのは「結婚するつもりはあるのか聞かれたことがある」(16.6%)で、次いで「恋人はいるのか聞かれたことがある」(11.8%)、「結婚を急かされたことがある」(8.2%)が上位となっています。特に30代は、「恋人はいるのか聞かれたことがある」(13.9%)、「結婚を急かされたことがある」(9.3%)、「結婚相手の条件について言われたことがある」(7.7%)、「孫の顔が見たいと言われたことがある」(6.2%)、「子どもは多い方がいいと言われたことがある」(2.1%)の5項目で、20代・40代より高い割合となっていました。

【親・親戚などから言われたこと】・「いい人いないの?」と聞かれたので、「その時になれば」と答えた(20代・男性)

・「年下の従兄弟に比べて結婚が遅い」「孫の面倒を見るなら早い方がいい」「自分の知り合いの子どもだから、お前の相手には相応しい」。全て母親からの価値観の押し付けに困っている。言い返しても聞く耳持たないので、黙って聞き流している(30代・男性)

・結婚相手がいないのか、家を継がないのか聞かれた(40代・男性)

・家族が集まっている席で、「あなたもそろそろいい年齢だけど、いつになったら結婚するのか」と聞かれた(40代・男性)

・祖父に会うたびに、「交際相手はいないのか?」などの質問をされる(20代・女性)

・親戚が集まっていたときに、「結婚する気あるの?」と叔母さんに聞かれた(20代・女性)

・恋人はいるのかと聞かれ、いると答えた。どんな仕事をしているのか、どこ出身なのか、長男なのかなど相手のことについて聞かれ、聞かれたまま答えた(30代・女性)

・家族、親戚の集まりで「相手はいないの?」「子どもが欲しいなら早い方がいいんじゃないの?」などと聞かれる。「誰でもいいならすぐにしてる」と答えておく(30代・女性)

・従妹の中でも一番年下で、周囲はみな結婚・出産しているので圧が強い。特に、子どもを持てなかったおばさんから「早く結婚して一緒に暮らせば、私みたいにはならないから」と心配されている(30代・女性)

・「ずっと1人で生きてくつもり?大変やで」と言われた(40代・女性)

・親に「こういう婚活サイトがあるから行ってみない?」と言われて、いやだと答えた(40代・女性)

・30歳になったころ、お見合い写真を見せられてお見合いを勧められた。でも40歳を超えた今は全くありません(40代・女性)

■未婚男女の23.0%が「地方移住婚」に興味あり

Q.あなたは「地方移住婚」に興味がありますか?(n=1,408、未婚男女)※必須回答

帰省した際、親などから「お見合いや婚活サイトを勧められた」という声もみられましたが、昨今、婚活の一つとして、結婚相手と移住先を同時にサポートする「地方移住婚」という取り組みが注目を集めています。未婚男女1,408人に、こうした「地方移住婚」に興味があるか聞きました。

「興味があり、希望の移住先がある」は5.7%、「興味があるが、移住先の希望は特に決まっていない」は11.3%、「興味があるが、移住先は実家の近くを希望する」は6.0%で、計23.0%の人が「地方移住婚に興味がある」と回答しました。

■子どもの数は1人が41.8%、都会は一人っ子が多い

Q.あなたは子どもがいますか?(n=2,412)※必須回答Q.あなたが現在住んでいるところについて教えてください。(n=928)※必須回答

「地方移住婚」では、結婚を機にこれまでとは違う場所へ移住し、生活や子育てをするケースが多くなります。そこで、子育てをめぐる環境について調査しました。

まず、25~45歳の男女2,412人のうち「子どもがいる」と回答した928人に子どもの人数を聞いたところ、「1人」が41.8%、「2人」が39.1%、「3人」が13.4%でした。都会では「1人」(39.8%)、地方は「2人」(都市部44.7%、農村部44.5%)が多くなっています。なお、2023年12月11日に「次元の異なる少子化対策」として政府が方針を示した“大学授業料の無償化”の対象となる3人以上は、全体の約2割にとどまる結果となりました。

■自身の子育てに感じる「楽しさ・喜び」は平均6.3点、子育て環境は“地元”がおすすめ?

Q.あなたは子どもがいますか?(n=2,412)※必須回答Q.あなたは自身の子育てについて、どのように感じていますか?(n=928)※必須回答

Q.あなたが現在住んでいるところについて教えてください。(n=928)※必須回答Q.あなたが生まれ育ったところについて教えてください。(n=928)※必須回答

子どもが「いる」と回答した928人に対し、自身の子育てに「楽しさ・喜び」や「大変さ・つらさ」を感じるか、10点満点で評価してもらいました。その結果、「楽しさ・喜び」については平均6.3点、「大変さ・つらさ」は平均5.6点でした。

現在住んでいる地域別にみると、「楽しさ・喜び」については都会と地方の都市部が平均6.1点、地方の農村部が平均6.8点でした。「大変さ・つらさ」は、都会と地方の都市部が平均5.5点、地方の農村部が平均6.1点でした。子育てには「大変さ・つらさ」はあるものの、「楽しさ・喜び」が勝っていることがうかがえます。

また、現在住んでいるところと生まれ育ったところが同じ人、それぞれが異なる人で比較したところ、「楽しさ・喜び」については前者が平均6.4点で、後者の平均5.9点より0.5ポイント高い結果となりました。「大変さ・つらさ」については、前者が平均5.7点で、後者は平均5.3点でした。実家の近くなど“地元”で子育てをしている人、あるいは“地元”に近い環境で子育てをしている人の方が、「楽しさ・喜び」を感じているようです。

■子育てには「親や親族の協力・サポート」が必須!農村部は53.0%がサポートあり

Q.あなたは子どもがいますか?(n=2,412)※必須回答Q.あなたの子育て環境について教えてください。(n=928)※必須・複数回答

Q.あなたが現在住んでいるところについて教えてください。(n=928)※必須回答Q.あなたが生まれ育ったところについて教えてください。(n=928)※必須回答

Q.あなたは自身の子育てについて、どのように感じていますか?(n=928)※必須回答

共働き世帯は年々増加しており、2021年時点で1,177万世帯と、専業主婦家庭の458万世帯を大きく上回っています(内閣府「男女共同参画白書

令和4年版」)。こうした状況のなかで、子育てへのサポートはどのようになっているのでしょうか。子どもを持つ928人を対象に、自身の子育てで受けられるサポートや利用できるサービスなどについて調査しました。

子育てにおいて受けられるサポートで最も多かったのは、「両親や親族の協力・サポート」(40.3%)でした。これに、「自治体の支援金が充実している」(27.2%)、「民間のベビーシッター/ホームヘルパー」(11.9%)が続いています。「両親や親族の協力・サポート」はどの地域でもトップになりましたが、特に地方の農村部(53.0%)はその割合が高く、都会(36.9%)、地方の都市部(39.8%)を10ポイント以上、上回っていました。都会では、「自治体の支援金が充実している」(32.3%)、「民間のベビーシッター/ホームヘルパー」(18.7%)、「自治体のサポート」(14.6%)、「職場のサポート」(11.6%)が他の地域に比べて高くなっています。

現在と生まれ育ったところが同じ人、それぞれが異なる人で子育てのサポートを比較すると、「両親や親族の協力・サポート」は前者が42.0%で、後者の35.3%を6.7ポイント上回りました。一方、現在と生まれ育ったところが違う人は、「自治体の支援金が充実している」(29.4%)、「職場のサポートを受けられる」(13.9%)、「自治体のサポートを受けられる」(13.9%)など5項目で、それぞれが同じ人より高くなりました。“地元”やそれに近い環境の人よりも両親や親族のサポートを受けにくい分、その他のサポートを活用しているのかもしれません。

また、子育てに対して「幸せ・喜び」を感じている点数ごとにみたところ、10~8点の人は半数以上が「両親や親族の協力・サポート」を受けていました。1~3点の人は「両親や親族の協力・サポート」は2割以下にとどまっており、一方で「協力・サポートは全く受けていない」という比率が高い傾向にありました。

今回の調査では、子育てには親や親族のサポートをはじめ、民間や自治体のサービスなど、さまざまな支援が重要であることがうかがえました。昨今は、移住婚などの婚活支援にはじまり、出産・子育てまでサポートする取り組みを行っている自治体もみられます。婚活をしている人、これから婚活をしたいという人は、結婚後の子育て環境も視野に入れつつ、検討してみてはいかがでしょうか。

「地方移住婚」に関する調査調査方法:インターネット調査<調査1>調査対象:25~45歳の男女2,412人集計期間:2023年12月1日<調査2>

調査対象:25~45歳の未婚男女391人集計期間:2023年12月5日~12月5日

※各項目の数値は小数第二位を四捨五入しているため、各項目の合計が100%とならない場合がございます。

<タメニー株式会社 会社概要>商 号:タメニー株式会社証券コード:東証グロース6181代 表 者:代表取締役社長 栗沢 研丞事業開始:2006年9月所 在

地:東京都品川区大崎1丁目20-3 イマス大崎ビル3階U R L :

https://tameny.jp/

<婚活領域>

・結婚相談所「パートナーエージェント」

・婚活パーティー「OTOCON」

・アプリ完結型結婚相談所「パートナーエージェントApp」

・マッチングアプリ「スマ婚デート」

<カジュアルウェディング領域>

・結婚式プロデュース「スマ婚」

・結婚式二次会プロデュース「2次会くん」

・ウェディングフォト「studio LUMINOUS」

<ライフ&テック領域>

・保険代理店「Tameny×保険クリニック」

・成婚後サポートサービス「アニバーサリークラブ」

・婚活事業者間会員相互紹介プラットフォーム「CONNECT-ship」

・結婚相談所連盟「婚活アライアンスパートナーズ」

<地方創生領域>

・地方自治体向け婚活支援システム「parms」

・地方自治体の婚活支援センター(受託運営)

・地方自治体の婚活支援イベント・セミナー(受託開催)

【本件に関するお問い合わせ先】タメニー株式会社 広報担当:平田・横田TEL:03-5759-2700 FAX:03‐5759‐2701Mail:

[email protected] [[email protected]]

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000727.000006313.html

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