沿線全体をホテルに見立てる地域活性化プロジェクト「沿線まるごとホテル」が、「第7回ジャパン・ツーリズム・アワード」の最高賞「国土交通大臣賞」を受賞

~「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード賞」と共にダブル受賞~

全国各地で地域活性化やビジネス創出を支援する株式会社さとゆめ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋田俊平、以下「さとゆめ」)と、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤祐二、以下「JR東日本」の共同出資会社「沿線まるごと株式会社」(本社:東京都西多摩郡、代表取締役:嶋田俊平)は、「ツーリズムEXPOジャパン」(主催:公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会、日本政府観光局)が開催する「第7回

ジャパン・ツーリズム・アワード」において、最高賞である「国土交通大臣賞」と「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード賞」の2部門で受賞をしました。

「沿線まるごとホテル」は、JR東日本の駅舎や鉄道施設などを「ホテルのフロント」として活用、沿線集落の古民家(空き家)を「ホテルの客室」に改修、さらには地域住民とともに接客・運営(ホテルのキャスト)を行うことで、「沿線」を「まるごと」楽しめる「ホテル」の世界観を構築し、新たな滞在型観光、マイクロツーリズムの創出を図るものです。

今回のジャパン・ツーリズム・アワードでは、国内外から140件の応募があり、沿線まるごとホテルの取り組みが評価されたことから、2部門の賞に選出されております。

また、ジャパン・ツーリズム・アワードの表彰式が、「ツーリズム EXPO ジャパン 2023

大阪・関西」(会期:10月26日~29日)の一環として、10月26日に開催される予定です。

■「ジャパン・ツーリズム・アワード」とは

ジャパン・ツーリズム・アワードは、「旅のチカラ」の再生と持続可能性の確保につながる組織・企業・団体の取組を参考となる事例として表彰し、「ツーリズムEXPO

ジャパン」との連携により、優れた受賞取組をモデルケースとして広く世の中に知らしめ、さらなるツーリズムの発展に貢献していくことを目的としています。

審査のポイントとして、1.「革新性」(取組自体がイノベーションを促進し、新しいビジネスモデルとして新たな市場を開拓しているか)、2.「事業性」(観光地・観光産業の高付加価値化等の取組による「稼ぐ地域」の実現や観光産業の収益力向上等へ貢献しているか)、3.「持続可能な観光への貢献」(パンデミック収束後も安定的に取組を実施していくことが可能であるか)、4.「地域活性化への貢献」(多様なステークホルダーと連携し、地域社会の発展に貢献した取組であるか)の4点があります。

この度、沿線まるごと株式会社は、大賞の「国土交通大臣賞」と「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード賞」の2部門を受賞しました。

「国土交通大臣賞」は、国内外の人々の交流を通じて、訪日・国内観光交流の拡大やツーリズム産業の価値向上に顕著な貢献があった取組に授与される賞になり、本アワードの最高賞となります。

また、「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード賞」は、観光を学ぶ学生が審査委員となり、学生ならではの独自の視点で選定して授与される賞となります。

参考:

https://www.t-expo.jp/biz/program/award

■各賞の選定理由と評価ポイント

・「国土交通大臣賞」

駅と周辺の地域コンテンツを面にして地域全体を1つのホテルと見立てた世界観が素晴らしく、空き家はホテルの客室に、無人駅はホテルのフロントになど地域課題を顧客価値へと転換し魅力に繋げている点を高く評価した。他の過疎地域の鉄道路線維持の一つの方策としても期待したい。

・「学生が選ぶジャパン・ツーリズム・アワード賞」

インパクトの大きい少数の観光資源に頼るのではなく、地域全体の魅力で集客を図っていると同時に公共交通の利用を促す役割も担っている点を評価した。多くの過疎地域においても応用可能であり、公共交通維持のための有効かつ革新的な解決手段になり得る。

■「沿線まるごとホテル」について

「沿線まるごとホテル」は、駅とその周辺の集落に点在する地域資源を”編集”し、地域全体を”一つのホテル”に見立てる世界観(「沿線」を「まるごと」楽しめる「ホテル」)をつくりだすプロジェクトです。

現在は、プロジェクトの第一弾の舞台であるJR青梅線沿線の駅とその近隣の集落を基本ユニットとして、その地域ならではの特産品・体験をコンテンツ化し、お客さまに提供することで、地域を“まるごと”楽しんでもらえる新たな滞在型観光を造成・提供しています。

無人駅の駅舎等を改修して「ホテルのフロント」として活用することや、沿線集落の空き家を「ホテルの客室」に改修して地域住民と共に運営を行うこと等を通じて、その土地にあるモノ・コト・ヒトの「豊かな情緒」にふれてもらい、「ふるさと」を感じる滞在体験を創出していくことを目指しています。

2024年春に、古民家を改修したレストランおよびサウナの開業に向けて準備をしており、その後、客室を用意する古民家ホテルも開業する予定です。また、JR

青梅線沿線の古民家を順次改修・開業していき、ゆくゆくは全 5~8 棟で宿泊事業を稼働する予定です。

長期的な展望としては、「沿線まるごとホテル」等の地域事業モデルを JR 青梅線以外の地域でも検討し、2040 年までに JR 東日本管轄エリア内で 30

地域以上での地域特性に応じた地域事業創出を目指していきます。

参考:

https://marugotohotel-omeline.com/

■「沿線まるごと株式会社」の会社概要

所 在 地: 東京都西多摩郡奥多摩町棚澤390

資本金等: 7,500万円(資本金3,750万円、資本準備金3,750万円)

設 立 : 2021年12月3日

株主構成: さとゆめ 53.3%、JR東日本 46.7%

事業内容:

・古民家宿泊事業(空き家改修から宿泊事業運営)

・地域観光事業(地域ガイド運営・地域体験運営)

・小売り・eコマース事業(地産品販売)

・その他サービス事業(伴走型地域課題解決コンサルティング)など

■「株式会社さとゆめ」の会社概要

さとゆめは、「Local Business Incubator

~人を起点として、地域に事業を生み出す会社~」を、コーポレートアイデンティティとする、地方創生に特化した、伴走型の事業プロデュース会社です。全国 40

エリアで、計画策定から事業の立上げ・運営まで、地域に伴走しています。

“700 人の村がひとつのホテルに。” をコンセプトとする「NIPPONIA小菅

源流の村」(山梨県小菅村)、地域と企業の協働による保養地づくり「癒しの森事業」(長野県信濃町)、町単独のアンテナショップ&地域商社事業「かほくらし」(山形県河北町)等、人を起点に様々な事業創出に取り組んでいます。

所 在 地 : 東京都千代田区九段南4-7-16 市ヶ谷KTビルII 9階

代 表 者 : 代表取締役 嶋田俊平

設 立 : 2012年4月17日

事業内容 : 地方創生に特化した事業プロデュース、伴走型コンサルティング

U R L :

https://satoyume.com/

■「JR東日本」の会社概要

JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革

2027」で掲げる「くらしづくり」の実現に向けて、“沿線の個性を引き出す”「沿線くらしづくり構想」を推進します。地域の皆さまと歩む沿線を目指し、「鉄道起点」から「ヒト起点」にビジネスストーリーを転換し、新たな成長戦略を推進します。お客さまが求める新しい形での“旅”や“暮らし”を積極的に提案することで、グループ一体となって需要を創造し、経済活性・地方創生に繋げていきます。

所 在 地 : 東京都渋谷区代々木二丁目2番2号

代 表 者 : 代表取締役社長 深澤祐二

設 立 : 1987年4月1日

事 業 : 旅客鉄道事業、旅行業、流通・サービス事業、不動産・ホテル事業など

U R L :

https://www.jreast.co.jp/