地域の医療機関との連携で、地方と都市の医療格差を解決する新たな取組「Central ART Lab」連携施設の募集を1月9日(火)より開始

地域の医療機関との連携で、地方と都市の医療格差を解決する新たな取組「Central ART Lab」連携施設の募集を1月9日(火)より開始

~地方での不妊治療や、仕事と不妊治療の両立を可能に~

不妊治療専門のクリニック 医療法人浅田レディースクリニック(本社:愛知県名古屋市、理事長:浅田

義正)は、浅田レディース品川クリニックにて不妊治療中の患者さんの通院にかかる時間的・精神的負担を軽減するべく、地域の医療機関との連携で、職場や自宅から近い医療機関での一部治療を可能にする「Central

ART

Lab」構想を、vivola株式会社が開発した地域産婦人科医と連携する病診連携システム「vivola-KARTE(経産省補助金採択事業)」を用いて、開始いたします。同時に、「Central

ART Lab」構想への賛同とご協力をしていただける連携施設の募集も開始いたしましたことを、お知らせいたします。

不妊の検査や治療を受けたことがある夫婦は、「4.4組に1組」といわれており、不妊治療は珍しいことではありません。*1

2022年に不妊治療の保険適用範囲が拡大し、人工授精等の「一般不妊治療」、体外受精・顕微授精等の「生殖補助医療」について、保険が適用され、不妊治療はより身近な医療へとなりました。*2しかし、体外で受精させる技術であるART(生殖補助医療技術)の登録施設は、東京都のみで100を超える一方、東北や九州などをはじめとする地方地域では、各県で10施設に満たないという現状があります。*3

このように医療格差が大きく、医療機関が少ない地方から遠方までの通院を余儀なくされる現状があります。さらに、通院回数が多い不妊治療においては、仕事との両立が困難などの課題もあります。*4、5

*1出典:国立社会保障・人口問題研究所「第II部 夫婦調査の結果」

https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/doukou16_gaiyo.asp

*2出典:政府広報オンライン「より身近な医療へ~不妊治療が保険適用されました」

https://www.gov-online.go.jp/prg/prg24891.html

*3出典:公益社団法人 日本産科婦人科学会「施設一覧」

https://www.jsog.or.jp/facility_program/search_result_facility.php

*4出典:厚生労働省「不妊治療と仕事の両立に関して厚生労働省として初めての調査を実施しました 」

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000197936.html

*5出典:人事院「不妊治療と仕事の両立に関するアンケート調査について」

https://www.jinji.go.jp/kisya/2108/funinchiryoukekka.html

今回開始する「Central ART

Lab」構想は、地域の病院・診療所・クリニックなどの医療機関と浅田レディースクリニックが連携をとり、採卵を行うまでの注射・エコー・採血・検査は連携先の医療機関で行い、採卵・受精操作・受精卵凍結・胚移植・凍結保存管理など、より専門性と技術性を伴う治療は世界最高水準の培養室設備と培養技術を有する浅田レディース品川クリニックで行うシステムです。

「Central ART

Lab」を導入することで、上記のような課題を抱えている方々の通院負担を軽減できるだけでなく、胚培養士の確保難や培養室の維持管理のハードルの高さから、高度生殖医療の提供を断念していた地域の医療機関も、連携することで自施設主体の高度生殖医療提供が可能になるなどメリットがあります。

浅田レディース品川クリニックは、連携施設を募集しており、医療機関向けの説明会を今後実施予定です。対象医療機関は「生殖医療専門医が所属し、調節卵巣刺激を管理できる施設」と「生殖医療専門医は有しないが、かかりつけ医として切れ目のない不妊治療を提供したい施設」を想定しております。日程や参加方法などの詳細は、特設ホームページをご覧ください。

特設ホームページ:

https://shinagawa-asada.jp/column/p1101

医療法人浅田レディースクリニックでは、高度な生殖医療分野の普及に今後も貢献してまいります。

■「Central ART Lab」における治療の一般的な流れ

通院回数は、治療前周期~妊娠判定まで約10回程度必要ですが、Central ART

Labを利用すると、当院への通院回数が、初診・採卵・移植の3回の通院回数に抑えることができ、その他の通院は地域の通いやすいクリニックで通院することができます。

■「Central ART Lab」のメリット

・普段の通院は、自宅や職場に近い病院、診療所やクリニックで出来ます。

・安心と安全を追求した世界最高水準の培養室において、高度な培養技術を受けることができます。

・妊娠後の検診は、連携先の利便性の良い医療機関で受診できます。

・連携施設としては、胚培養士の確保難や培養室の維持管理のハードルの高さから、高度生殖医療の提供を断念していた地域の医療機関も、自施設主体で高度生殖医療の提供が可能になります。

・連携施設としては、高度生殖医療の対象となった際は完全紹介となっていましたが、かかりつけ医として、子を望む患者さんに対して切れ目のない不妊治療を提供することが可能になり、妊娠後についても自施設で検診、出産までフォローできます。

■「Central ART Lab」のデメリット

・採卵や胚移植をする時には当院の受診が必須となります。

・馴染みのない当院での受診に不安を感じる方がいらっしゃるかもしれません。そのため、当院は患者さんに対して丁寧な説明を心掛けます。

■浅田レディースクリニックについて

「奇跡ではない

感動の妊娠との出会いをあなたに」をスローガンに不妊治療により患者の皆様を幸せにすることを目標とする不妊治療専門のクリニック医療法人浅田レディースクリニック。国内で有数の顕微授精の実績があり、最先端の不妊治療を受けることが可能です。ESHRE(ヨーロッパ生殖医学会)の生殖医療専門家グループから報告されたクリアすべき正常受精率が65%のところ、浅田レディースクリニックでは、80%以上。経過ではなく結果にこだわる治療を行っています。

当クリニック3施設は、日本生殖医学会生殖医療専門医制度研修施設に認定されています。

2011年 浅田レディース名古屋駅前クリニック 認定

2018年 浅田レディース勝川クリニック 認定

2021年 浅田レディース品川クリニック 認定

公式HP:

https://ivf-asada.jp/

■vivola株式会社について

人生100年時代と言われ、女性の社会進出、晩婚、晩産化が進む現代、ライフスタイルやキャリアの在り方には変化が起きつつあります。しかし、寿命が延びていても女性の出産適齢期は大きく変化しておらず、医学的な妊娠、出産のベストタイミングは、現代の感覚とずれが生じてきています。vivola株式会社は人生100年時代のライフステージの捉え方を見直し、女性医療を支えるAIサービスを提供しています。

会社概要

会社名: vivola株式会社

代表者: 代表取締役 CEO 角田夕香里

設立年月:2020年5月

本社 : 東京都渋谷区渋谷3-6-2 エクラート渋谷5F

URL :

https://www.vivola.jp/

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