「自分ごと」で捉えると「かかわり」がうまくいく『お互いが歩み寄る介護実践45のヒント』発売

「自分ごと」で捉えると「かかわり」がうまくいく『お互いが歩み寄る介護実践45のヒント』発売 株式会社

学研ホールディングス(東京・品川/代表取締役社長:宮原博昭)のグループ会社、メディカル・ケア・サービス株式会社(埼玉・さいたま市/代表取締役社長:山本教雄)は、2023年9月21日(木)に、『お互いが歩み寄る介護実践45のヒント』を発行いたします。

『お互いが歩み寄る介護実践45のヒント』は、日本医療大学の大堀具視(おおほり

ともみ)教授が、作業療法士として介護の実践を通し会得した「かかわり」がラクになる介助やケアの方法を凝縮したものです。

健達ねっと(※1)の人気連載の待望の書籍化。介護に関わっている方、これから関わる方にとって、今からでも役に立つ45のヒントを1冊にまとめました。

介護に不安がある方、実際に介護に携わってみて悩みのある方にも、是非オススメしたい内容となっています。

* 介護は人と人との「かかわり」

介護に携わる人にとって、利用者さんが少しでも長く、健康に過ごすために、自分自身の力でできることは、できるだけ続けていってほしい。そう願う方は少なくありません。

しかし、実際には、利用者さんが自分でできることでも、ついつい介助の手が出てしまうことが多いものです。

そのことが、「介護がうまくいかない」「利用者とうまくかかわれない」原因となって、悩んでしまう方もいるようです。

介助をする人、介助を必要としている人が、

“自分でできること”

“介助が必要なこと”

“実は自分でできるけれど介助していること”

の3つの動作を理解することで、お互いが歩み寄り、自分でできることは自分でする、必要なケアはきちんと介助する、過剰なケアをし過ぎない、そんな介護を目指せるのではないでしょうか。

本書では、お互いを尊重しながら歩み寄って、気持ち良く「かかわる」ためのヒントを掲載しています。

* 介護に役立つヒントは、日常の中にある!

本書では、お互いに歩み寄る介護実践を理解するために、

第1章 すぐに活かせる!介護実践のヒント

第2章 利用者さんの“ありのまま”を理解するヒント

第3章 介助がうまくいく関係づくりのヒント

の3つの章に分けて、それぞれの場面や事例を取り上げています。

食事、入浴、トイレ、リハビリテーション……

介助でかかわる場面は生活の隅々まで及び、その1つ1つでかかわり方は異なります。

たとえば、動作の順番やスピード、声の掛け方促し方など、利用者の”そのひとらしさ”を知ることでかかわり方は変わってきます。

●ゆっくり座る、ただそれだけ

イスに座るときに、“ドスン”と勢いよく腰かけてしまってはいませんか?

ゆっくり座る、ただそれだけ。この動作が、いつまでも健康に歩くための体づくりに繋がります。

●オシャレは健康に良い?

「着替えましょうね!服が汚れているでしょう!」という声かけでは、

促す方も促される方もあまり気が進まないことがあります。

「今日はどんな服を着ましょうか?」と自分で選んでもらうことで、前向きな着替えがはじまります。

このように、生活の一場面を切り取って、気持ちよくスムーズに行うための事例が満載です。

誰もが思い当たる日常の1コマから、介助に役立つエッセンスを学んでみましょう。

▲介助を必要とする人と介助する人がラクになるヒントやコツを解説

※1健達ねっとについて

健達ねっとは、メディカル・ケア・サービス株式会社の運営する情報サイトで、認知症領域で活躍する医療従事者、介護従事者の監修記事やインタビュー記事を発信するほか、介護施設検索、医療ニュースなども提供しています。

月間最高PVは約750万PVで、学研グループのメディアとして幅広い方々に情報を届けるサイトとなっています。

HP:

https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/

* メディカル・ケア・サービス株式会社の出版事業について

当社は、2022年11月より、看護・医学書、健康・家庭医学書を発行・発売してきた学研グループのなかで、これまで認知症ケアを中心とした介護事業で培った知見を生かし、家族介護者や介護従事者、学生、また健康づくりや予防に取り組む方々に向けた出版物の刊行を開始いたしました。

【著者プロフィール】

大堀 具視 (おおほり ともみ)

北海道出身。作業療法士。日本医療大学保健医療学部リハビリテーション学科教授。

利用者主体のケアを表す「動き出しは本人から」をテーマにして、講演や執筆、研究活動を行う。

健達ねっと内で『家族のためのやさしい在宅介護のブログ』を連載中。

主な著書

・「動き出しは本人から」の介護実践(中央法規出版)

・利用者の“働き出し”を引き出すコミュニケーション(中央法規出版)

【商品概要】

著者: 大堀 具視

定価:1,540 円(税込)

発売日:2023年9月21日(木)

体裁:A5判/128ページ

電子版:あり

ISBN:978-4-05-802054-8

発行:メディカル・ケア・サービス株式会社

発行・発売:株式会社 Gakken

学研出版サイト:

https://hon.gakken.jp/book/2080205400

【本書のご予約・ご購入はコチラ】

Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/4058020547

楽天ブックス

https://books.rakuten.co.jp/rb/17573867/

紀伊国屋書店

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784058020548

honto

https://honto.jp/netstore/pd-book_32654613.html

* メディカル・ケア・サービス株式会社 会社概要

1999年、埼玉県さいたま市で創業。創業当時より認知症ケアを専門とし、認知症高齢者対応のグループホーム「愛の家」を中心に、介護付有料老人ホーム「アンサンブル」「ファミニュー」など、多様な介護サービスを展開。現在、全国340以上の介護事業所を運営し、グループホーム運営居室数は日本一の実績を誇ります。海外では、中国を中心に有料老人ホームの運営や開発コンサルティング等の事業を展開。

「認知症を超える。」をブランドメッセージとし、認知症のある方も誰もがその方らしく当たり前に暮らせる社会の実現を目指しています。

設立:1999年11月24日

所在地:〒330-6029 埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー29階

代表者:代表取締役社長 山本 教雄

社員:約6,900名

売上高:349億円(2022年9月期)

拠点:日本国内32都道府県340事業所、海外(中国)7棟

HP:https://www.mcsg.co.jp/

https://www.mcsg.co.jp/(2023年9月現在)

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