新書大賞2024 第4位入賞! 三牧聖子『Z世代のアメリカ』新デザイン帯にて重版が決定

各メディアで話題の国際政治学者が、Z世代の姿からアメリカの現在と未来を描き出した力作!

国際政治学者・三牧聖子さんの著書『Z世代のアメリカ』(NHK出版)は、中央公論新社が主催する「新書大賞 2024」で第4位に選ばれました。受賞を記念し「新書大賞

2024」新デザイン帯にて重版が決定。本日以降、順次出荷いたします。

『Z世代のアメリカ』内容紹介

現在人口の2割を占めるアメリカのZ世代は、20年に及ぶ「テロとの戦い」や金融危機など、自国の「弱さ」を感じて育った世代です。社会運動の主体として政治や社会に影響を及ぼす彼らにとって、今のアメリカはどのように見えているのか?

本書は、米中対立、反リベラリズム、ジェンダー平等、レイシズムなど、さまざまな角度からアメリカの現在を描き出します。

「アメリカを今、批判すべきではない」という主張は、アメリカを擁護するようでいて、アメリカ社会や市民を根本では信頼していない。日本にとってアメリカが重要な国であるからこそ、その正の面のみならず負の面も誠実に見つめ、批判すべきところは批判し、簡単には揺るがない成熟した関係を構築していくべきではないか。何よりアメリカ国内に、自国の過去の行動を誠実に、批判的に見据えた上で、世界との新しい関わり方を模索する世代が台頭してきている。

私たちには、新しいアメリカを求める新しい世代の声に応えて、アメリカとの関係を構想し直していくことが求められている。――本書「あとがき」より

2024年アメリカ大統領選挙の政局を見通すために、また苛烈さを増す中東情勢の本質をつかむためにも必須の一冊です。

本書の一部をwebで公開中!

NHK出版デジタルマガジン

【目次】第一章 例外主義の終わり――「弱いアメリカ」を直視するZ世代第二章 広がる反リベラリズム――プーチンと接近する右派たち第三章

米中対立はどう乗り越えられるか――Z世代の現実主義第四章 終わらない「テロとの戦い」――Z世代にとっての9・11第五章

人道の普遍化を求めて――アメリカのダブル・スタンダードを批判するZ世代第六章 ジェンダー平等への長い道のり――Z世代のフェミニズム第七章

揺らぐ中絶の権利――Z世代の人権闘争

【著者】三牧聖子(みまき・せいこ)1981年生まれ。同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教授。

東京大学教養学部卒業、同大学院総合文化研究科博士課程修了。米ハーバード大学日米関係プログラム・アカデミックアソシエイト、高崎経済大学准教授などを経て現職。専門はアメリカ政治外交史、国際関係論、平和研究。

著書に『戦争違法化運動の時代―「危機の20年」のアメリカ国際関係思想』(名古屋大学出版会)、共編著に『E.H.カーを読む』(ナカニシヤ出版)、共著に『私たちが声を上げるとき―アメリカを変えた10の問い』(集英社新書)、共訳書に『リベラリズム

失われた歴史と現在』(青土社)がある。

商品情報

書名:Z世代のアメリカ

著者:三牧聖子

出版社:NHK出版

発売日:2023年7月10日

定価:1,023円(税込)

判型:新書判並製

ページ数:240ページ

ISBN:978-4-14-088700-4NHK出版ECサイト:

https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887002023.htmlAmazon:

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000859.000018219.html

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