東日本大震災をきっかけに誕生した「NuRIE（ヌーリエ）」で子ども達を応援　能登半島地震被災地域に、大勢で楽しめる巨大なぬりえの無償提供を開始

2024年3月13日

～遊びを通じて子ども達の心のケア、コミュニケーション活性化につなげる～「こころくらし

包む」をモットーに、さまざまな紙製品を通じて毎日のくらしに彩りと楽しさを提供する紙製品・化成品メーカーの株式会社マルアイ（本社：山梨県市川三郷町、代表取締役社長：村松道哉、以下「当社」）は、この度、令和6年能登半島地震で被災された方々への支援活動として、被災地域で生活されている方を対象に、東日本大震災をきっかけに誕生した大勢で楽しめる巨大なぬりえ「NuRIE（ヌーリエ）」の無償提供を開始します。提供開始にあたり、無償提供を希望する企業・団体・自治体や避難所からの申込を募集します。

■実施の背景

令和6年能登半島地震の影響により、被災地では子ども達が安心して遊べる場所が減っています。また、生活環境の変化や長期化する避難生活において子ども達が抱える不安やストレスが増すことから、災害時における子ども達への心のケアが大きな課題となっています。

震災発生から2ヶ月以上経過し、被災地では子ども達の日常生活を取り戻すために学校の再開や子ども達が安心して遊べるスペースの開設が進んでいます。そこで当社は、そのような子ども達の遊び場や交流の場の活性化や、被災された方々への支援活動として、大勢で楽しめる巨大なぬりえ「NuRIE」の無償提供を開始します。

「NuRIE」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災をきっかけに誕生したぬりえです。当時、避難所では子ども達の遊び道具としてお絵描き用に模造紙も用意されていましたが、普段見慣れていない大きな白紙を目の前にすると何を描いていいのかわからず、なかなか手を動かせない子どもが多くいたという話を聞く機会がありました。

そこで長年模造紙を製造する当社では、白紙ではなく絵柄を印刷したぬりえであれば、誰もが気軽に遊び始められる上に、一般的なサイズのぬりえよりも大勢で楽しめるものになると考え、模造紙サイズのぬりえ「NuRIE」を2014年に開発しました。「NuRIE」は一面にユニークな絵柄が描かれたA0サイズの大きなぬりえです。世代や絵の得意・不得意を問わず誰でも気軽に楽しめる点や、大勢で取り組むことで自然と会話が生まれる点が特徴です。「NuRIE」の提供により、不特定多数の子どもが集まる学校や避難所において子ども達同士でのびのびと遊んだりすることや、そこに集う方々の会話のきっかけ作りといった、コミュニケーションの活性化をサポートできると考えています。

■提供概要

被災地域の企業・団体・自治体、避難所で生活されている方々を対象に、大勢で楽しめる巨大なぬりえ「NuRIE」を無償提供します。「NuRIE」の提供を希望される方は、WEBの受付フォーム、またはメールに必要事項を入力の上お申し込みください。

対象：令和6年能登半島地震特定被災地域（石川県、新潟県、富山県、福井県）の企業、団体、自治体、避難所で生活されている方々

提供品：NuRIE （ヌーリエ）、色鉛筆

提供総数：100個

お申し込み期間：2024年3月13日（水）～翌2025年3月31日（月）まで

お申し込み方法：受付フォーム（

https://docs.google.com/forms/d/15YdGqzYrLgvjZDh3iMlFOmxP3_-KUAkQbwpm1sKigGo/edit

）、またはメール（[email protected]）

メールでお申し込みをされる方は、メール本文に下記の事項を入力しご連絡ください。

１.お申込者さまのお名前

２.所属先の名称（企業名、団体名、避難所名など）