現役エンジニアが教える! 製品開発が驚くほど楽になる秘訣書籍『システムズエンジニアリングに基づく製品開発の実践的アプローチ』発売

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プレスリリース:2023年12月25日

メディア関係者各位

現役エンジニアが教える! 製品開発が驚くほど楽になる秘訣書籍『システムズエンジニアリングに基づく製品開発の実践的アプローチ』発売

株式会社日刊工業新聞社2023年12月25日PRESS RELEASE書籍『システムズエンジニアリングに基づく製品開発の実践的アプローチ』発売

2023年12月28日株式会社日刊工業新聞社

日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博

本社:東京都中央区)は、書籍『システムズエンジニアリングに基づく製品開発の実践的アプローチ』(後町智子・土屋浩幸・鈴木研著)を発売します。システムズエンジニアリングとは、複雑なシステムに対する要求定義から、設計、実装、検証、保守、廃棄までのライフサイクル全体を対象とした工学的方法論およびその一連の活動のことです。

◆製品の全体像を見通せて設計できるエンジニアがいない

顧客要求の多様化や複雑化により、製品開発の難しさが増しています。産業界ではDX化が進展し、次々に新しいソリューションを求められるようにもなってきました。

ところが、多くのメーカーでは業務や組織の細分化が進み、設計が個別最適になっているため、それをまとめ上げるのに時間がかかったり手戻りが発生したりするような事態を招きました。その結果、売れる製品をタイムリーに市場投入することが難しくなっています。その解決手段として、システムズエンジニアリングが注目され、開発に適用したいという企業が急激に増えています。

◆期待される性能を定められた期間内に実現する手法

システムズエンジニアリングはこれまで、航空宇宙や自動車分野で取り組まれるものとの印象が強かったようです。しかし、これらの産業分野以外のシステムも大規模・複雑化したと言われて久しくなりました。

システムズエンジニアリングの目的は、システムがステークホルダーの要求を満たし、期待される性能を定められた期間内で実現することです。そのメリットは、「品質の担保ができる」「顧客ニーズを的確に捉えることができる」「プロダクトや複数の技術分野(メカ・エレキ・ソフトなど)に跨る開発を短期に行える」の3点にあります。

◆そのまま応用できるチャートや図が満載!

本書は、製品開発の上流におけるモノづくりの手順や分析の仕方を、システムズエンジニアリングのプロセスに沿って正しく適用できるよう紹介した本です。実務プロセスチャートに加え、そのまま応用できるシステム開発の成果物やフォーマット例などの図を豊富に掲載しています。

後工程が必要な設計情報を確実に引き渡すことで、開発の手戻りが低減されて日程順守率が高まります。またビジネス要求とユーザー要求の双方を、適切な時機を考慮して開発することで高付加価値と低コストを両立します。

◆目次Phase 1 はじめに ~なぜ今、システムズエンジニアリングなのかPhase 2 コンセプトメイク ~市場で勝負できるコンセプトを作ろうPhase 3

VoC/VoE収集 ~ステークホルダの声を集めようPhase 4 ステークホルダ要求定義 ~ステークホルダの声を要求にしようPhase 5 システム要求定義

~システム要求はどうやって作るの?Phase 6 システム論理アーキテクチャ定義 ~システムの内部機能を洗練しようPhase 7 システム物理アーキテクチャ定義

~ビジネス直結! システムをプロダクトに分割しようPhase 8 プロダクト要求定義 ~みんなが同じプロダクトを想定できる要求を書こうPhase 9

プロダクトアーキテクチャ定義 ~技術分野の開発責務を確定しようPhase10 推進時の留意点 ~エンジニアリングをうまく進めよう◆書籍情報

定価2,860円(本体2,600円+税10%)仕様:A5判、並製、256頁ISBN:978-4-526-08310-5発行:日刊工業新聞社

発行日:2023年12月28日◆著者紹介後町 智子(ごちょう ともこ)

1991年ファナック(株)入社。NC制御・ロボコントローラの開発に従事。2003年オリンパス(株)入社。非破壊検査装置、産業用プリンタ、医療ロボティクス、内視鏡システム開発に従事。システムズエンジニアリング、モデルベース開発を上記開発に適用して実績を積む。現職:オリンパスメディカルシステムズ(株)

システムズエンジニアリング本部 シニアエキスパート土屋 浩幸(つちや ひろゆき)

2001年オリンパス(株)入社(中途採用)。情報機器事業部にてOEM製品(バーコードスキャナおよびプリンタ)の開発~立ち上げにメカ担当として従事。前述の経験を活かしてQFD、TRIZ、TMを軸にした開発プロセス改善(科学的手法)の普及推進に努める。現職:オリンパス(株)

ソリューション技術本部鈴木 研(すずき けん)

1994年オリンパス(株)入社。入社後20年間内視鏡プロセッサのソフトウェア開発に従事。テスト駆動開発、ユースケース駆動開発、MDD(モデル駆動開発)などを実践しながら、大規模化していく制御系ソフトウェアの開発のあり方を探求してきた。現職:オリンパスメディカルシステムズ(株)

システムズエンジニアリング本部電気アーキテクチャ◆問い合わせ日刊工業新聞社書籍編集部 03(5644)7490販売・管理部 03(5644)7403

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当リリースの詳細について

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