国宝「中尊寺金色堂 内陣諸尊」が引き出し付録に!! 『サライ』6月号の大特集は「黄金がつくった国ニッポン」

『サライ』6月号の大特集は「黄金がつくった国ニッポン」 『サライ』6月号、小学館より5月9日発売

今年はマルコ・ポーロ没後700年。古の商人が思いを馳せた「ジパング」には独自の黄金文化が花開いていました。折しも金価格が歴史的最高値を更新し、金に注目が集まる中、『サライ』では「黄金がつくった国ニッポン」を大特集。寺社、国宝美術、超絶工芸から徳川埋蔵金まで世界を魅了した「魔性の輝き」に迫ります。

また、建立900年を迎えた中尊寺金色堂に安置されている33体の仏像「内陣諸尊」を、長さ約76cmの引き出し付録で再現しました。

* 大特集/黄金がつくった国ニッポン

第1部

金を効果的に使った三大建築である、岩手県の「中尊寺金色堂」、京都府の「鹿苑寺金閣」、栃木県の「日光東照宮陽明門」を訪ねます。その起源から歴史、構造、使われた技術などを、詳細な写真と専門家の解説とともに紹介。

第2部

屏風絵、蒔絵、金沢箔、京象嵌…黄金をふんだんに使った日本が誇る芸術作品をご紹介します。

第3部

ニッポンの黄金史を辿ります。日本には弥生時代に到来したとされる金。そこから現代に至るまでの歴史を振り返ります。

第4部

世界的にも価格が高騰している金。国内唯一の金鉱山や「埋蔵金伝説」など、黄金の今を追います。

5.4m四方、高さ約8mの金色堂に33体もの光り輝く仏像が安置されている。(中尊寺金色堂)

極楽浄土に咲くとされる花・宝相華(ほうそうげ)を螺鈿で楕円状にデザイン。(中尊寺金色堂)

三層からなる鹿苑寺金閣。第三層「究竟頂(くっきょうちょう)は壁と天井に金箔が貼られ、床は黒漆塗り。通常非公開。(鹿苑寺金閣)

仙術で800歳まで生きた琴高(きんこう)仙人が、大きな鯉に乗って現れたという故事を主題にした陽明門の彫刻。(日光東照宮陽明門)

『伊勢物語』の第9段「八橋」を題材にした、国宝の尾形光琳『八橋蒔絵螺鈿硯箱(やつはしまきえらでんすずりばこ)』。(東京国立博物館蔵)

静電気が起きにくい、竹箸と和紙を巻いた天狗爪を使い、金箔の良否を一枚一枚確認する金沢の箔職人、山崎茂さん(77歳)。(金箔屋さくだ)

繊細で優美な細工が特徴の京象嵌。純金の細い針金を嵌め込んだ細かい線が優美な香合。(中嶋象嵌)

* 特集/「機械式腕時計」に開眼

現代でも、18世紀に確立した機構が踏襲されている機械式腕時計。精緻な機械部品や組み立て技術によって生み出される日本の機械式腕時計が、世界的に注目されています。

世界最高峰の腕時計を組み上げる現場から、いま手に入れたい国産機械式腕時計の逸品までご紹介します。

時計の精度を司る、心臓部とも言える調速機を組み込む作業。手前は自動巻きのローター。

機械式グランドセイコーの組み立てと調整を行う「グランドセイコースタジオ雫石」。そのクリーンルームは最新鋭の環境でありながら木の温もりを感じる。

* サライ・インタビュー/脇屋友詞さん

料理人生活50周年の節目に、新たな中華の可能性に挑む!

65歳にして新たな店を開いた脇屋友詞さん。中国料理にフランス料理のスタイルを取り入れたヌーベルシノワの日本での先駆者として知られ、これまでに100席を超える店を展開してきた脇屋さんが、たったカウンター8席と個室のみという小さなお店をオープンさせた狙いとは?

「Ginza脇屋」は、カウンター席から手の届きそうな場所にある厨房の臨場感が醍醐味。

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『サライ』2024年6月号

2024年5月9日発売

特別価格980円(税込)

小学館

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『サライ』公式サイト… サライ.jp

https://serai.jp/