岩手・洋野|「洋野の暮らしと人をもっと知る」を発刊しました

岩手県洋野町のローカルメディア「ひろのの栞」は、創設から数えて5冊目の冊子「洋野の暮らしと人をもっと知る」を発刊しました。

「洋野の暮らしと人をもっと知る」発刊趣旨

岩手県洋野町のローカルメディア「ひろのの栞」は、この4月に創設から5年目を迎えました。メディア創設以来、「洋野の暮らしと人をもっと知る」をコンセプトに、Webメディアの運営、冊子の発行、ひろのとつながる案内所「スタンド栞」の運営、企画展の開催などを行ってきました。

冊子の発行は、企画展の図録なども含めると、本誌で5冊目を数えます。メディアのコンセプトそれ自体を冊子のタイトルに据えた本誌には、これまでにWebメディアで公開してきた記事のうち選りすぐりの8本のアーカイブをメインコンテンツに、2本の対談やエッセイなども加えました。

洋野町の関係人口増加事業である「ひろのの栞」は、そのミッションのひとつに「情報の集約と共有の継続的な機会の創成」があると考えて活動してきました。公開してきた記事、発信してきた情報がある程度蓄積され、また、プロジェクトに関わってくれる町内外の方々との関係性が築かれつつあるこの段階で、手にとれる形で「洋野の人と暮らし」を一度アーカイブしたいと思い、2023年度発行の冊子はこのような内容、形式を選びました。

今回の冊子でいうと、1冊の中に様々なコンテンツ

ー行政の担当者との対談、デザイン面で伴走してくれているデザイナーさんたちとの対談、そして町内で暮らしやなりわいを営む人に寄せてもらったエッセイ、そして記事ー

を組み込むことによって、1つの誌面から見える洋野、一冊を読み終えた時に浮かび上がる洋野のストーリーやひろのの栞がつくろうとしているコンテクストが見えてくることを重要視しています。それと同時に、Webメディア、ペーパーメディア、SNS、映像など、それぞれメディアに機能がある中で、改めてペーパーメディアのもつ機能や意味に立ち返ることのできる内容であることにも重点を置きながら制作を進行しました。

具体的には、下記のコンテンツ(もくじ)で構成されます。

p4. もくじ・洋野町についてp5. エッセイ|わたしが栞をはさむのは#1「洋野町にはそこかしらにすてきな景色が存在している」平留美子p6-42.

ピックアップ!Webメディア「ひろのの栞」p43-50. 特集 ひろのを耕すなりわい展p51.

エッセイ|わたしが栞をはさむのは#2「描く、生きる。生かす。」上野珠実p52-55. 対談|「自分たちはこの町で」fumoto×洋野町企画課p56-61.

対談|「デザインで岩手を耕す」fumoto×homesickdesignp62-63. ひろの・つながる・ガイドp64-65. REMIND ME OF THE

PLACEp66. 結びにかえて 大原圭太郎

なお、本誌は、下記の場所で配布を行う予定です(2024年4月1日時点)。洋野町立種市図書館洋野町立大野図書館洋野町役場企画課(種市庁舎)Cyg art

gallery [](岩手県盛岡市菜園1-8-15 パルクアベニュー・カワトクcube-II B1F)

そのほか、この冊子を置いてくださる企業さま、店舗さまを随時募集しております。なお、遠方の方には、弊社までご連絡

冊子の送付お申込み

制作者からのコメント

Webメディアひろのの栞は、”本を読むように洋野の暮らしと人をもっと知る”というコンセプトで、洋野のなりわいや人の暮らしをしっかりと読めるものにしたいという思いで始まりました。

今の暮らしと、これまでの歩みに触れながら、洋野町という町の輪郭と奥行きが浮かび上がるようなメディアであるようにと取材を重ねてきました。はじまりから約3年間を経て、コンセプトにある「本を読むように」の通り、手にとって読んでいただける形の一冊の本となりました。

この一冊は、取材に協力いただいた方々、理解ある行政の方々、素敵な形に仕上げてくださったデザイナーや印刷会社の方々、ひろのの栞を応援してくださる皆さまがいてこそ形になりました。みなさまと一緒にこの一冊を制作できたことが心から嬉しく、感謝しております。

洋野で暮らす人々によって紡がれる素直な言葉から、色々なことを感じ取っていただけたら幸いに思います。(編集責任 大原)

メディアの本格始動から丸3年。町内外の様々な方とのご縁があり、私たちなりにそれを大切にしてきました。冊子の編集に携わってくれた方、これまでのメディア運営に様々な形で力を貸してくださった方への感謝の気持ちでいっぱいです。この冊子を手に取ってくださる方がいること、その方たちが感じたことを聞けることが今の楽しみです。

(企画・構成・編集担当 小向)

書誌情報

発行|岩手県洋野町

制作|一般社団法人fumoto編集責任|大原圭太郎(一般社団法人fumoto 代表理事)企画・構成・編集|小向光取材・執筆|小向光、藤森大将、千葉桃子

アートディレクション・デザイン・表紙|牧野沙紀デザインサポート|原さゆり校正|大原智江、原さゆり型染絵、タイトル作字|小田中耕一印刷・製本|株式会社吉田印刷

売価|無料発行日|2024年3月25日ひろのの栞は、ヒロノジン(関係人口)増加プロジェクトとして洋野町から委託を受け実施しています。

これまでに発行した冊子

ご希望があれば、過去の冊子もお送りいたします。ぜひ、お問い合わせください。

ひろのの栞として初めて発刊したペーパーメディア。旅の栞、あるいは洋野への案内状でもある。

「ひろのとつながるみなさまへ」(2022)

「洋野を紐解き、紐付ける」冊子

「ゆい」「つぎ」(2022)

「風土 -あしもとの風景をつなぐ展-」図録集 (2023)

問合せ先

スタンド栞

ひろのとつながる案内所(一般社団法人fumoto)岩手県九戸郡洋野町種市23-25-68tel. 0194-66-8870・070-8911-5066

[email protected]担当:大原、小向

当リリースの詳細について

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000051212.html

※このメールは自動送信されていますので、返信はご遠慮ください。

Posted by owner