学受験にのぞむ少年少女の姿を描いた『きみの鐘が鳴る』が「うつのみや子ども賞」受賞!

同じ塾で中学受験にのぞむ4人の子どもたちの1年を描いた物語『きみの鐘が鳴る』(尾崎英子 作/ポプラ社)が、「第40回うつのみやこども賞」を受賞しました。

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https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8001063.html

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* 子どもたちが自分で選ぶ本の賞「うつのみやこども賞」

うつのみやこども賞は、栃木県の宇都宮市立中央図書館と宇都宮子どもの本連絡会が協力し、昭和59年から実施している児童文学賞です。子どもたちが選定委員をつとめ、実際に読み、子どもたち自身で協議して選んだ作品に贈る賞であることが、大きな特長です。

自ら立候補した市内の小学5、6年生による選定委員が、月1回図書館に集まり、年10回選定会議を行います。「友だちにすすめたい本」を基準に選んだ「月の本」10冊のなかから、年度末である3月に、最優秀作品の1点を選びます。

このたび、記念すべき第40回の賞に、『きみの鐘が鳴る』(尾崎英子 作/ポプラ社刊)が選ばれました。

▼宇都宮市中央図書館

https://www.lib-utsunomiya.jp/home/kidspage/page_20230922163804

* 中学受験に「失敗などない」と伝えるストーリーに共感

『きみの鐘が鳴る』は、中学受験のために同じ塾に通う6年生4人の物語です。

チアダンス部の活動に憧れてある女子中学校を目指す子、マイペースで得意不得意のばらつきが大きく、自分に合った私立に行きたい子など、受験をする事情や環境、性格、目指す学校もそれぞれ違います。厳しい受験勉強を経て迎えた2月に、待ち受けているものは──?

すべての子が希望どおりの結果を受け取れはしませんが、受験の合否は人生のゴールではなく、「失敗」なんてない。がんばったことはひとつも無駄にはならない。すべての子どもに祝福の鐘は鳴るのだということが伝わってくるラストです。

「全員が思い通りにならなくても、前を向いて学校生活を過ごしてすごいと思った」「自分たちに身近な内容で、友達にすすめて一緒に話ができる本だった」など、中学受験人口が増加の一途をたどるいま、選定委員の子どもたちは、登場人物たちに共感を覚えたり、励まされるような感想を抱いたようです。

今後、宇都宮市中央図書館では、表彰式と著者を招いての記念講演会の開催を予定しています。

選定委員の感想(抜粋)

・4人それぞれ頑張る姿がよかった。

・自分らしく頑張る姿に励まされた。

・全員が思いどおりにならなくても、前を向いて学校生活を過ごしてすごいと思った。

・自分たちに身近な内容で、友達にすすめて一緒に話ができる本だった。

* 書誌情報

『きみの鐘が鳴る』

作/尾崎英子

発売年月:2022年11月

ISBN:978-4-591-17523-1

ページ数:288ページ

定価:1,760円(10%税込)

5年生の冬、つむぎは転塾試験を受けた。塾を変わりたい理由がある。中学受験に挑む4人の小学生、それぞれの真剣な思いと進路。

* 読者の声

読者の声自分も受験生で、真下つむぎちゃんにすごく共感できました。中学校生活の様子も本にしてほしいくらい面白かったです。何回も読み返すほど面白かったです。

(明日香さん 六年生)

私も今年中学受験をするのですが、四人のように最後、「中学受験をすることができてよかったね」と言い合えるようにがんばりたいと思います。

(あおみさん 六年生)

何度も胸が締め付けられそうになりました。君の受験、君の人生。八女先生が子どもたちに授けた言葉を忘れずに、娘をサポートしていきたいです。

(みつばさん)

こんなに行きたいと願っている学校に行けないはずがない。受験に向かっている子は誰でもみんな感じている思い。

今の子どもたちの様子を清々しくも残酷にはっきりと描いている。そんな物語だった。

(ふるやみほさん)

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