食べ過ぎてしまう傾向が高めの遺伝子タイプが多い出生地(都道府県)ランキング発表!日本海側を中心に西日本エリアで多い傾向に

代表取締役社長:出雲充)は、 ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータをもとにした、

「食べ過ぎてしまう傾向が高めの遺伝子タイプが多い出生地(都道府県)※ ランキング」を公開いたします。

※ 出生地に関するアンケートから都道府県を出しています

ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスは、 個人の健康リスク・体質・祖先について300項目以上の遺伝子型を解析し、

どのような病気にかかりやすいか、 どのような体質の遺伝的傾向があるかについて結果を提供するサービスです。 体質や病気の発症は遺伝要因だけでなく、

食生活や生活環境など環境要因も大きく影響を受けるため、 自分の遺伝子情報を理解したうえで生活習慣を見直すヒントに役立てることができます。

この度、 ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスの利用者の中から20,000人以上のゲノムデータを用いて、

「食事に対する自制力(SNP:rs1726866)」という項目を解析しました。 遺伝子解析項目「食事に対する自制力」は、

食べ過ぎてしまう傾向が高いかどうかに関する項目で、 「食べ過ぎの傾向が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」、 「食べ過ぎの傾向が一般的なタイプ(遺伝子型:CT)」、

「食べ過ぎの傾向が低めのタイプ(遺伝子型:CC)」の3つのタイプがあります。 必要以上に食べてしまう食事習慣は肥満へも影響することが知られていますが、

その食事習慣には遺伝的な要因が関わっていることが報告されています。

今回の調査では、 この遺伝子(SNP:rs1726866)の型のなかで、

「食べ過ぎの傾向が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」に該当する人の割合を出生地(都道府県)別に算出し、 数値化しました。

上記の解析結果より、 食べ過ぎの傾向が高めの遺伝子タイプの人の割合が相対的に高い都道府県は、 1位 山梨県、 2位 香川県、 3位 富山県、 4位 長崎県、

5位 広島県、 6位 福井県、 7位 新潟県、 8位 福岡県、 9位 鳥取県、 10位 山形県という結果になりました。 トップ10に日本海側の7県が入り、

全ランキングで見ると西日本エリアが上位に多いという傾向が分かりました。

■調査概要

調査方法:ゲノムデータの解析を元に調査

調査対象:「ジーンクエストALL」、 「ユーグレナ・マイヘルス 遺伝子解析サービス」の利用者

対象者数:ゲノムデータ:21,371人

調査時期:2020年5月

調査項目:ゲノムデータ:「食事に対する自制力(SNP:rs1726866)」の項目について、

「食べ過ぎの傾向が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」の割合を都道府県ごとに算出

■食事に対する自制力に関する遺伝子型について

遺伝子解析項目「食事に対する自制力(SNP:rs1726866)」は、 米国メリーランド大学の研究グループにて行われた研究を基にしています。 この研究では、

ヨーロッパ系の成人約730人を対象に、

「自己制御(体重を気にして少なめに食べる)」「過食(心配事など外的刺激で食べ過ぎる)」「空腹(自覚的な空腹感の強さ)」の3要因を尋ねる食行動質問票の回答と遺伝子の関連を調べました。

その結果、 特に女性において、 食べ過ぎの傾向にrs1726866という遺伝子型が関連していることが報告されています。 なお、

今回の発表では「食べ過ぎの傾向が…」と表記していますが、 男性ではその関連はほとんど見られなかったため、

当社の遺伝子解析サービスにおいては「女性では食べ過ぎの傾向が…」と表記しています。

遺伝子解析項目「食事に対する自制力(SNP:rs1726866)」に関して、 日本人の22.1%の遺伝子型が「食べ過ぎの傾向が高めのタイプ(遺伝子型:TT)」、

45.3%の遺伝子型が「食べ過ぎの傾向が一般的なタイプ(遺伝子型:CT)」に該当します。 つまり、 ランキング上位の都道府県の出身であっても、

「食べ過ぎの傾向が低めのタイプ(遺伝子型:CC)」に当てはまる方もいらっしゃいますので、 ご自身のタイプが気になる方は、

ぜひこの機会に「遺伝子解析サービス」でチェックしてみてください。

■「ユーグレナ・マイヘルス遺伝子解析サービス」について

個人の健康リスク・体質の遺伝的傾向・祖先のルーツについて300項目以上の遺伝子型を解析するサービスです。 太りやすさなどの体質や、

がん・糖尿病などの病気発症リスクに関する遺伝子情報、 病気の予防のためにできることをチェックできます。

https://myhealth.euglena.jp/products/gene_analysis/

<ユーグレナ・マイヘルスについて>

『ユーグレナ・マイヘルス』は、

「科学(Science)」「信頼(Credible)」「パーソナル(Personal)」の3つを軸に展開するユーグレナ社の検査サービスブランドです。

学術研究などに基づいた多様な検査サービスを通じて、 お客様の健康リスクや体質、 健康状態を把握していただいたうえで、

一人ひとりに対応したヘルスケアソリューションの提供を目指しています。 今後、 複数のサービスを『ユーグレナ・マイヘルス』にて展開することで、

ヘルスケアに関するビッグデータを1か所に集積し、 中長期的には、 そのビッグデータを活用した科学研究の推進を通じて、

生命科学の発展とより付加価値の高いヘルスケアソリューションの提供を目指します。https://myhealth.euglena.jp/

https://myhealth.euglena.jp/

<株式会社ユーグレナについて>

2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。 微細藻類ユーグレナ、 クロレラなどを活用した食品、

化粧品等の開発・販売のほか、 バイオ燃料の生産に向けた研究、 遺伝子解析サービスの提供を行っています。 また、 2014年より行っている、

バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。 「Sustainability

First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、 事業を展開。

https://euglena.jp