清水寺とharmoによるPHRの新たな活用方法を提案―日本初 電子お薬手帳一体型の御守が誕生―

代表取締役CEO 中村 和男)のグループ会社であるharmo株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役CEO 石島 知、 以下:harmo)は、

音羽山清水寺(京都府京都市東山区、 以下:清水寺)と協業し、 パーソナルヘルスレコード(PHR)の新たな活用方法の提案として、

harmoが提供する電子お薬手帳サービス「harmo(ハルモ)おくすり手帳」の専用ICカードを封入できる日本初※の「おくすり御守」を制作いたしましたことをお知らせします。

※2022年11月1日時点における当社調べ。

harmoは、全国の薬局で利用可能な「harmoおくすり手帳」をはじめ、小児向けの予防接種管理が可能な「harmoワクチンケア」の開発など、個々人の医療・健康情報を個人やご家族が活用可能なシステムを展開しています。harmoおくすり手帳はスマートフォンアプリケーションおよび専用ICカードを合わせ約40万人(2022年11月現在)の利用者を擁し、全国17,000軒以上の薬局で利用実績があります。お薬手帳をはじめとするPHRは、個人が自分の健康管理に使うものとされていますが、これまでのharmoが事業を展開する中で、自身の親や子どもなど、自分の大切なひとの健康管理のために電子お薬手帳を使う場面が多

く見受けられました。

自分の大切な人を見守るという想いは、寺院の「御守」の役割と合致すること、また、御守のように、電子お薬手帳をいつでも肌身離さずお持ちいただきたいとの想いから、清水寺と協業し、「おくすり御守」の制作が実現しました。harmoおくすり手帳はICカードまたはスマートフォンアプリでサービスを提供していますが、高齢者の方はICカードをご利用いただいている割合が高いことに着目し、お手持ちのカードを御守に封入できるスタイルとしております。

「おくすり御守」は、通常の御守と同様に清水寺にて祈祷がなされており、御守にharmoおくすり手帳のICカードを封入したまま薬局の端末にタッチすることが可能です。

「おくすり御守」は非売品ですが、harmoおくすり手帳を導入いただいている京都府と山梨県の薬局にご協力いただき、harmoおくすり手帳ご利用者へ個数限定で無償配布を実施いたします。

これまでPHRの活用は自分自身の健康管理が中心であり、そのために自らがスマートフォンやウェアラブルデバイス等を利用し管理することが一般的でした。しかし今後harmoはこれからの新しいPHR活用として、自身の健康だけでなく大切な人の見守りにPHRが活用されるべきであると考えており、この度の「おくすり御守」がその一助とするべく、制作をいたしました。

清水寺執事補 大西英玄氏は次のように述べています。

「harmoおくすり手帳は10年以上

、患者さんや薬局へサービス提供しています。そのサービスを通じて薬剤師が患者さんを、家族が患者さんを見守ってきた実績があり、それは相手を想う気持ちが電子お薬手帳という形で表現されていると思います。

御守もまた、その見える形を通して目に見えない誠の想いを、大事な方に表現することを助けてきたと捉えています。そんな御守の役割を加味したPHRの新たな活用方法が広がることで、患者さんとそのご家族、医師、薬剤師、その他医療従事者の皆様が互いへの想いを伝え合うことが一層叶うと心より願っております。その手段としておくすり御守を利用して頂ければ幸いです。」

おくすり御守の配布にご協力いただく、京都市内でニューロン薬局向島店を運営されるニューロンネットワーク株式会社 伊藤氏は次のように述べています。

「これまでの薬局は、一般的には患者さんが薬をもらう場として認知されていたと思います。しかしながら、これからの薬局は、患者さんご自身の病気のことや日常の悩みなど、健康や生活に関することを気軽に相談できる場となるべきだと考えています。

今回、清水寺の“御守”と“電子お薬手帳”を一つにすることで、患者さん・ご家族にとってより身近に感じられる存在がPHRとして機能することにより、薬剤師と患者さん・ご家族が気軽にコミュニケーションを取るきっかけを作れると良いと思っています。

PHRが新しい形で社会に広がることによって、これまでのコミュニケーションの在り方が変わり、患者さんが薬局に抱く認識を変えていけるような取り組みになることを期待しています。」

清水寺とのコラボレーション実現の背景について、動画でもご覧いただけます。

URL:https://www.youtube.com/watch?v=JFzlLX9oSZI&feature=youtu.be

これからも、harmoは患者さんとご家族、そして医療従事者をつなぐサービスとして、大切な人を想う気持ちを込め、事業展開を推進して参ります。

■実際の活用イメージ

写真:御守へICカードを封入

写真:専用端末にタッチし利用

■harmoについて

harmo(ハルモ)は、個々人の医療・健康情報を個人やご家族が活用可能な「harmoおくすり手帳」や「harmoワクチンケア」を開発・提供しています。

「harmoおくすり手帳」はスマートフォンアプリケーションおよび専用ICカードを合わせ約40万人(2022年9月現在)の利用者を擁し、全国17,000軒以上の薬局で利用実績があります。「harmoワクチンケア」は、予防接種の接種間違いを未然に防ぐための予防接種情報管理の必要性が注目されている中、簡単にワクチン接種情報を記録・管理するだけでなく、接種間違い防止や長期的な個別のアフターフォローが可能です。現在は、川崎市川崎区にて、小児のワクチン接種を行う全32の内科・小児科にharmoワクチンケアが設置されており、多数の接種間違いを未然に防止した実績があります。

harmoシリーズを提供することにより、生活者一人ひとりの健康価値の向上に貢献しています。

https://www.cmicgroup.com/corporate/group/harmo/

■シミックグループについて

シミック(CMIC)は、1992年に日本で初めてCRO(医薬品開発支援)事業を開始し、今では開発から製造、営業・マーケティングまでの医薬品に関する総合的な支援業務を提供しています。現在、シミックグループは、日本で最大級のCROであると同時に、医薬品開発、SMO(治験施設支援)、医薬品製造、薬事コンサルティング、そして営業およびマーケティングソリューション等における包括的なサービスを提供しています。また、製薬・バイオテクノロジー・医療機器の企業の日本市場参入や、アジアでの臨床試験実施、米国と日本における医薬品開発および製造のサポートなども積極的に行っております。シミックグループは、世界中に7

,500人を超える従業員とグループ会社26社を擁しています。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。https://www.cmicgroup.com

https://www.cmicgroup.com

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